株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

仕事のできる人には仕事が集まるというのはよく聞く話ですが、
ブラックボックス化した仕事を標準化したいというお題をいただいて
取材させてもらう相手は、往々にしてそうした「仕事のできる」人たちです。

この人にまかせておけば安心、という周囲の意識が仕事のブラックボックス化
の原因をつくっているというのもなんとも皮肉な話です。
そうした人たちは、「たいしたことはしていない」「普通にやっているだけ」と
口をそろえ、最初は具体的な仕事の仕方を語ろうとしてくれません。

それでも何とか聞き出さなければならないのがこちらの仕事。
言葉数の少ない打合せを何度も重ねながら、聞き出したことを整理して
フォーマット原稿に落とし込み、その内容を確認してもらう過程で、
それまで何も話してくれなかった人たちの重たい口が少しずつ軽くなっていくのを
体験するのは、嬉しいものです。
自分の話したことがマニュアルというカタチに変わっていくにつれて、
「こんな時にはこうする」「こういうやり方もある」「一番の基本は○○することだな」と、
それまでがウソのように仕事のやり方やコツを積極的に話してくれます。

マニュアル作りの基本は、コミュニケーション力なんだなぁ~とあらためて感じる
今日この頃です。

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