株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

現場のノウハウを集めて作成したマニュアルの改訂作業をしている。
このやり方では不安だ・・・、この作業はムダなんじゃないか・・・、
なんでこのやり方でなければならないのか・・・等々、
持ち上がる意見をひとつひとつ議論しながら、マニュアルの改訂版に
反映させるかどうかを判断していく。
マニュアルを作るまでは、いつも突然のように降りてくる上からの指示に
(不満や疑問を持ちながらも)従うだけだった現場のメンバーが、
前向きに、鋭く、現場の問題点や要望などを話しだす。
こんな活発な討議の様子は、10ヶ月前には考えられなかった。
これもマニュアル作成という「活動」の成果のひとつなのだが、
そうなればなったで、今度はリーダーの問題解決に向けた行動と
責任が問われることになる。

マニュアルを変えるというのは、ルールを変えるということ。
一筋縄でいくことばかりではないし、すぐに結論の出せることばかりでもない。
しかし、リーダーとメンバーが、同じテーブルで問題解決への道筋や
プロセスを理解し合うことで、メンバーの仕事に対する意識も
だんだんと「自分たちの仕事」へ変わっていく。
マニュアルという言葉には、決めごとだから守らなければならないという
「やらされ意識」がつきまといがちだが、実はそうではない。
この改訂作業と言う名の活動をやり遂げたとき、
リーダーがこの組織に求めていた一枚岩のチーム力が備わっているはずだ。

2012.12.19

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