株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

オペレーションマニュアルを作っていると、なかなか言葉だけでは
伝えきれない作業ポイントにぶつかることがあります。
「箱を右手で持ちます」だけなら何のことはない。
しかし、持ち方にポイントがあるとなれば、
文章は複雑にならざるを得ません。
「①手の甲を上に向け、親指の腹を箱の下に添えます。
②中指と薬指を揃え、箱の中心から1cm右に・・・」といった具合に、
説明が続いてしまうケースも出てきます。

そんな場合には、文章にビジュアルを組み合わせてポイントを
表現するのですが、そうした写真の撮影を、一緒にマニュアル作りに
参加しているクライアントの皆さんにお願いする場合があります。
こちらで撮影してしまわないのは、文章化したオペレーションの
ポイントを、撮影という行為を通して再点検してもらうという狙いも
あってのことなのですが、お願いして上がってくる写真の出来が
予想以上に良いのです。
「え~、撮影なんてムリですよ、素人ですから・・・」
と最初は一様に口を揃えるのですが、これが開けてびっくりの玉手箱。
アングルもサイズもばっちり決まって、実に分かりやすい写真が
撮れているのです。
「ここがなかなか教えにくくて分かってもらえないところなのよね・・・」
などとつぶやきながら、カメラなんか持ったこともないと言っていた人たちが
見事なカメラマンぶりを発揮しちゃうのです。

いまどきカメラの使い方なんてほんの数分。目的と対象が熟知できていれば、
どう撮ればいいかはおのずと見えてくるってことなんですね。
一緒に仕事をしながら教えられることの多いこの頃です。

2012.03.14

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