株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

No.109 友の死

Posted on 12月 - 18 - 2018

先月の末のこと。
マニュアルの年内納品に向けて、
仕上げ作業に忙殺されていたある日、
うちの代表の様子がどうもおかしいことに気がついた。
何となく元気がない。覇気もない。
いつもだったら、スタッフが皆忙しくしていても、
おかまいなくヘタなギャグを飛ばしてくるのに、それもない。

体調でも悪いのかと気になり、恐る恐る聞いてみたら、
大事な同い年の友人が2人、立て続けに亡くなったとのこと。
しかも、1人は中学時代からの親友だそうだ。
どうりで元気がないわけだ。
(詳しくは、「マニュアル屋さんの独り言」No.252をご一読ください)

私にも10数年前に同様の経験がある。
大親友が買い物の途中で床に崩れ落ち、そのまま亡くなってしまったのだ。
いわゆる突然死だ。
彼女は腎臓が少し悪かったから、仲間の誰よりも身体をいたわり、
毎年必ず健診を受けていたのに、まさか心臓が突然止まるなんて。
一報を聞いたとき、私の心臓まで止まりそうになるくらいのショックを受けた。
だって、その直前までメールのやり取りをしていたのだから……。
告別式の後、ご両親の好意で火葬場までご一緒することができた。
もう一人の親友とボロボロ泣きながら彼女の骨を拾った。
でも、そのお陰で彼女の死を素直に受け入れることができたのだ。
こんなに涙って出るんだとビックリするくらい泣いたが、
不思議なことに、生前より死後のほうが彼女のことを思い出すことが多い。
当時は毎日のように心の中で彼女と会話していた。
よく小説やドラマで、「亡くなってもあの人は私の心の中で生きている」という
使い古されたセリフがあるが、本当にそうなんだなあと腑に落ちた。

代表は、仕事のためご友人の告別式には行けず後日の弔問だったから、
ちゃんとお別れができていない。
だから余計につらかったのだろう。

だが、ようやく最近、元の元気な“マニュアル屋さん”に戻ってきた。
やっぱりマニュアル屋さんは、私たちスタッフのためにもお客様のためにも、
いつも元気でいてくれないと。

まあ、元気すぎるのも、困りものだが……(笑)。

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