これからの「マニュアル」は、どうあるべきか。
今、大上段にこんなテーマを揚げて奮闘している。
その一つに、「成果」をどう捉えるかということがある。
バラバラなノウハウを一つにまとめて、「マニュアル」にする。
属人化しているノウハウを「マニュアル」にする。これは、間違いなく「成果」である。
次に、作成した「マニュアル」を使って教育訓練をし、できない人ができるようになる。
汚れていたトイレがキレイになる。これも大きな「成果」である。
一般的には、「マニュアル」の効果・成果と言えば、これになる。
“変化”を起こしたわけであるから、これはすごいことだと思う。
しかし、マニュアル屋さんは、「成果をあげるには、改訂が必要です」と
コトあるごとに力説してきた。
「何言ってんの、もう出てるじゃん」と突っ込みが入りそうだが、
ここで問題にしているのは、「成果のレベル」である。
レベル1 ― マニュアルができた(作成)
レベル2 ― マニュアルに書いてある作業や行動ができた(活用)
そして、レベル3ということになる。
実は、レベル1の「成果」で満足している企業が大半である。
「おぉー、よくやった。いいのができたな。ごくろーさん」てな感じで終わってしまう。
一方、新入社員教育用のマニュアルなどは、レベル2である。
目的がはっきりしているから、これは積極的に使われる。
チェックシートなどを使って評価もしっかりできる。
まさに、効果測定はバッチリである。これは、実にわかりやすい。
「マニュアル作って良かったです。教えるのも楽ですし、
覚えるのがみんな早くなりました。本当に助かっています」
マニュアル屋さんの仕事は、マニュアル完成時とここで評価される。
これはこれでありがたい。
問題は、その後である。ここには、3つの取り組むべきことが残されている。
①基準の維持(常態化)
②最新・最高のノウハウの蓄積(変化への対応)
③高度なレベルでの常態化(習慣化)
これらについて、詳しく論ずるスペースはないが、要は一口に「成果」と言っても、
それにはレベルがあり、そのレベルが上に行くほど、大きな「成果をあげる」
ということである。
そして、そのためには「改訂」が必須の条件になる。
「成果をあげるには、改訂が必要です」ということの意味は、これである。
社員に言った。
「フー、久し振りに頭を使って書いたら、疲れたよ」
「どちらかっていうと、肉体派ですからねー」
「ん? どういう意味?」
「イケイケ、ドンドンが得意じゃないですかー」
「・・・・・」
そんなぁー、何も考えずにススメーってか。少しは・・・・考えてる・・・多分・・・・
あー、毎日シンド!
2011.12.08<No.84>






