株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

閑 話(断捨離)

Posted on 7月 - 09 - 2020

緊急事態宣言での自粛中、こんな時にしかできないことは何かないかと考えた。
「日本の歴史」全巻の読破、世界遺産のDVD視聴、料理の腕を上げる……。
色々考えたが、結局“片付けをする”ことにした。
しかし、ただの片付け、掃除ではなんだから、
いわゆる「断捨離」の境地で取り組もう、そう考えた次第である。

まず、ネットで「断捨離」とは何かということについて調べることから始めた。
何事も言葉の定義や意味を正しく理解しておかないと、間違った方向に進んでしまう。
これは言うまでもなく、「マニュアル」も同じである。
マニュアルを便利な道具として捉えるか、活動・仕組みとして捉えるかによって、
達成する成果は雲泥の差が出てしまう。
そんなわけで、キチンと調べることにした。

実は、恥ずかしながら「断捨離」について、よくわかっていない。
この言葉が広く知れわたったとき、
「断捨離=片付け」とバッサリ乱暴に理解していた。
ところが、である。

「不要なものを捨てて増やさない、
モノに執着しないで身軽に生きることをめざす考え方を、
日常の片付けに応用したもの」

何やら高邁な思想、哲学である。
特に、「モノへの執着から離れる」というフレーズは、
執着心の固まりのようなマニュアル屋さんにとっては、
もはや異次元の世界、世界観、である。
やはり、古いセーターを捨てる、読まない本を古本屋に持って行く、
といった類の単なる「片付け」ではないのだ。
うーん、これは困った!
結局……単なる片付け・掃除で終わってしまった……。
会社でも「断捨離」を何とか実行しようと思ったが、やっぱり、諦めた。

「不要なモノを捨てる」。
まずこれから取り組み、次第にステップアップさせていく。
取りあえず、机の上の古い企画書類を捨てた。
机の周りがきれいになったら、次は引き出しの中だ。
本当の「断捨離」の境地はまだまだ先であるが、焦らず進めていきたい。

社員から突っ込みが入った。

「もっと先にやることがあるんじゃないですか?」
「うん? なに?」
「自分に甘いと何もできませんよ」
「?」
「マニュアル屋さん、コロナ太りですよ!」
「……(グサッ!)……」

確かに、自覚している……。

あーぁ、毎日ホントにシンド!

2020.07.09<No.283>