株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

貴重な存在

Posted on 7月 - 11 - 2019

「良い舞台は、良い観客が作る」という言葉があるが、同感である。
マニュアル屋さんも、講演会や研修などで傾聴態度が良い受講者がいると、
本当にうれしくなる。
自分で言うのも何だが、声も凛として、非常に説得力のある話し方ができる。
こちらの話すことにいちいちうなずき、熱心にメモをとる。
「なんて良い人なんだろう!」
とそれだけで思ってしまう。
「わからないことがあれば、何でも聞いてください」
と思わず声をかけたくなる。

講師や講演者にとって、良い聞き手の存在は貴重である。
大げさに言えば、その存在によって講演の質が左右されるといっても過言ではない。
もちろん「はじめに内容ありき」ではあるが……。
そんな聞き手が一人でもいると、なぜだか弁舌爽やかになり、内容も充実してくる。
「うーん、今回は手ごたえがある研修だった」
と一人悦に入ることもしばしば。本当にありがたい存在である。

マニュアル屋さんの友人は、講演会などでは中央の一番前に必ず座り、
そして、うなずき、あいづちを打ち、しっかりメモをとる。
まさに、絵に描いたような素晴らしい傾聴態度をとる。
そうすると、講演終了後の質問に丁寧に答えてくれるだけでなく、
参考図書の紹介をしてくれたり、講演で使用した資料をいただいたりもするそうだ。
さらに、人脈の一人にリストアップもできると、この一番前に座るメリットを力説してくれた。

マニュアル屋さんも、この講演者の気持ちはよくわかる。
これは、研修や講演会といった相手が見える場合だけでなく、本の読者も同じだろう。
新聞連載小説などでも、「読者に励まされて続けられた」と感謝を述べる作家も多い。

この「マニュアル屋さんの独り言」にも、実は少なからず読者はいる。
「いつも楽しんで読んでいます」
といったメールをもらうこともある。本当にありがたい存在である。
こういう読者に背中を押されながら、何とか続けて来られた。
あらためて感謝を申し上げたい。

このブログは、早11年目に突入した。
月2回のペースで掲載しているが、いつもネタ探しでヒーヒー言っている。
「昔のリメークでもいいんじゃないですか」
と悪魔のささやきを口にするスタッフ。
「誰も覚えちゃいませんよ」
と憎たらしいことを言うスタッフ。

このスタッフは、果たしてどんな存在なのだろうか。
ちと疑問、である。
いずれにしても、気力・体力が続く限り、連載していきたい。

「リメーク? フフフ、それは最後の隠し玉です!」

2019.07.11<No.266>