株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

発想を変える

Posted on 3月 - 14 - 2019

「リオリエンテーション」という言葉がある。
新しい「意味づけ」によって、再方向づけをすることをいう。
何やら難しく聞こえるかもしれないが、
要は「視点・捉え方」を変えるということである。

この代表的な例としては、古くて恐縮だが、「バカチョンカメラ」の愛称で大ヒットした
「オートフォーカスコンパクトカメラ」(使い捨てカメラ)がある。
カメラの専門的な知識がなくても、操作が簡単で誰にでも使えるカメラということだが、
発売当初はあまり売れなかった。
ところが、「レンズ付きフィルム」というネーミングにしたら、これが爆発的に売れ出した。
その成功の理由は、流通経路が変わったことにある。
「カメラ」は、「カメラ専門店」でしか販売できない。
しかし、「フィルム」なら、スーパーマーケットでも販売できる。
つまり、販路が格段に拡がったことで知名度があがり、ヒットにつながったのである。
「カメラ」から「フィルム」へ。
一つの商品を「リオリエンテーション」することによって、成功した事例である。

なぜ、こんなことを持ち出したかといえば、
「発想・捉え方」を変えなければいけないような状況に追い込まれているからだ。
企業の規模・状況によっては、
これまでのマニュアルの「捉え方」では、期待する成果が望めないのだ。
もちろん、基本的なことは問題ないが、その具体的な展開方法が違ってくる。
これが見えない。
何十年も同じ捉え方・やり方でやってきたので、おいそれとはそう簡単には変えられないのだ。
「わかりやすい言葉を使う」
「丁寧にわかりやすく解説する」
といった次元では、もちろんない。
しからば、「大企業コース」「中小企業コース」などと
コース別にしたら解決するのかといったら、そんな単純なことでもない。
これはもう「発想・捉え方」を変えるしかないなと思っていたら、
「リオリエンテーション」を思い出したという訳である。
桜の花が散るまで、いや、夏が終わるまでには何とかしたい、と思っている。

社員から突っ込みが入った。
「この独り言、タイトル変えませんか?」
「なんで? 結構気に入っているけど……」
「読者の反応が今一つなんです」
「何か妙案あるの?」
「ズバリ、『ボケ老人のたわ言』にしては?」
「……」

なんか、前にも同じことを言われたような気がする……。
「発想」を変えないと、書けないよ。しかし、そんなにボケてるのかなぁー。
自分ではそう思わないけど……。

あぁー、毎日ホントにシンド!

2019.03.14<No.258>