株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

新しい一歩

Posted on 9月 - 10 - 2020

数年前から「働き方の改革」が声高に叫ばれていたが、このコロナ禍で拍車がかかった。
改革しなければ、生き残れない。文字通り、状況が一変したのである。

これまでと同じ考え方、取り組みでは成果は上がらない。
リモート会議、テレワーク、小さな本社など、
これまで想定できなかったことが現実になっている。
新しい日常、新しい仕事のやり方、仕事のスタイルの変化など、
本当に「働き方の改革」を迫っているといえるだろう。

「お店のオペレーションを変える」
「レジでの対応が大きく変わる」
「接客をしないで販売をする仕掛けが必要」
「訪問をしないで、営業をする仕組みづくり」
などなど。

とにかく何かしら“変えない”と生き残れない現実がそこにある。
そして、言う。
「これまで作ったマニュアルが使えない」
確かに、オペレーションや仕事のやり方が“変わった”なら、
それも小さなことではなく、大きく土台から“変わった”ならば、使えないと思う。
しかし、その「マニュアル」が使えないからといって、
「マニュアル」の価値が下がるわけではない。
大切なことは、厳しい状況だからこそ、
新しい気づきや発見、新しいやり方を貪欲に取り入れることだ。
マニュアルの基本サイクル、作成・活用・改訂を回す。
それも高速に回す。
まさに、高速PDCAを回すことが、何より重要である。
土台というマニュアルの存在が、
改善・改良を効果的・効率的に進めていくといえる。

しかし、である。
この厳しい状況下で何より意味のあることは、
マニュアルづくりを経験しているスタッフの存在である。
彼らは、長いマニュアル作成期間中に問題意識・改善意識を鍛え、
論理的に情報を整理するスキルを習得したはずだ。
こんな彼らを遊ばせておくことはない。
積極的に活用すべきである。
「アイディアや思いつきを文字(カタチ)にする」
「検証しやすいツールにする」
マニュアルは、「誰でも同じようにできる」ための仕組みであり、
検証の最高のツールである。
この厳しい状況だからこそ、彼らにマニュアルをどんどん作らせるべきだと思う。
ペラ1~2枚のシートが、現状の「働き方の改革」につながる大きな一歩になる。
マニュアル屋さんは、そう考えている。

新しい一歩は、社内のマニュアル作成経験者が、
きっと力強く踏み出してくれることだろう。
それを、多いに期待したい!

2020.09.10<No.287>