株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

“変化”するマニュアル

Posted on 7月 - 08 - 2020

新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」は解除されたが、
まだまだ不安がつきまとう。
このコロナとは長い付き合いになるとのことだが、
あまりお付き合いをしたい相手ではない。

今回の一連の騒動(まだ収束していないが……)で
話題になった言葉は多々あるが、
実は「マニュアル」という文字もあちこちのメディアに登場しているのだ。

「助成金の申請方法をマニュアルにして……」
「人工呼吸器が使えるようにマニュアルの整備が必要」
「これを機会にマニュアル化を図っていく」
「○○の対応の仕方をマニュアルにする」

などなど、結構目に付く。
まぁ、マニュアル屋さんだからかもしれないが……。

新しい技術や機器、作業・行動が生まれれば、
それらを誰でもできるようにするために、マニュアル化を図る。
そういう意味では、今回の件は不謹慎かもしれないが、
無数のマニュアル予備軍たる様々な経験や知識・ノウハウを蓄積していることになる。

「効果的なリモート会議の進め方」
「テレワークの心得」
「成果を上げる、テレワーク-実践編」
「販売技術-WEB対応編-」
「自粛ストレスへの対応」

といった、これまでなかった新しい種類のマニュアルが生まれてくるだろう。
また、テレワークの広がりは、紙からデータへの大きな転換点になるかもしれない。
マニュアルと連動した動画コンテンツの制作などは、
今後ますます盛んに取り組まれていくことになると思う。

もう一つ、今回の件で見えたことがある。
マニュアル化された業務は、「テレワーク」に向いているということだ。
マニュアル化されていることによって、やり方、かかる時間などのバラツキが出ない。
テレワーク中心になっても、仕事の質が保証される。
現に、テレワークを多く取り入れている会社とそうでない会社の差は、
マニュアル化の差だ、という人もいるくらい。
もちろん、その仕事の種類によって向き不向きは当然あるが……。

「テレワーク」は、新しい働き方の取り組みの一つとして
間違いなく定着していくことになるだろう。
そこに、しっかりとマニュアルの存在価値、
果たすべき役割を見出すことができると思う。

今回のコロナ騒動は、新しい発見や誕生の機会にもなっている。
時代・環境は、今、音を立てて大きく変化していこうとしている。
マニュアルもまた、柔軟に変化していかなければならない。
乗り遅れないように、情報の感度をより磨かなければと思った次第である。

あーぁ、毎日ホントにシンド!

2020.06.25<No.282>