株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

ライバルは、AI?

Posted on 5月 - 24 - 2018

このところ、といっても少し前からだが、
VR(仮想現実)だのAI(人工知能)といった言葉が世の中を賑わせている。
どちらもその技術的進歩はめまぐるしく、
“歩くアナログ”と自称しているマニュアル屋さんにとっては、ただただ驚くことばかり。
まさに、“口をあんぐり”と開けてみている観がある。
特に、AIのビジネス現場への投入は凄まじいの一言。
スーパーやコンビニなどでは、「無人レジ」が近々実用化されるらしい。
「AIは、人間の仕事を奪う!」という反発意見も多いというが、
確かにそうした一面も否定しがたい。

「レジ操作のマニュアルを作成してはいかがですか?」
「必要ないですね。うちは無人レジですから……」
なんてやり取りをする日も来るのだろうか。
店舗展開をしている企業にとって、「レジ操作」は基本中の基本、まさに必須教育である。
だから、こうした企業が最初に作成するのは、そのほとんどが「レジ操作マニュアル」。
マニュアル屋さんはこれまで100社以上のそうしたマニュアルを作成したが、
それが「ゼロ」になる。「商売あがったり」、である。

「マニュアル屋さんの競争相手は?」
「もちろん、AIです」
これからは、AIとライバル関係になる? 近い将来、確実にそうなるだろうと予想している。
いずれ、幾つかのキーワードやデータ、文字数などを入れると数種類の原稿案が出てきて、
それを選択するだけ、という時代がくるかもしれない。

「大丈夫ですよ」
社員から声がかかった。
「マニュアル屋さん、それまでにはくたばっていますから……」
喜んでよいのか悲しんでよいのか……複雑な心境……。

「労働」には3種類あるというが、
「肉体労働」はロボットが、「頭脳労働」はAIが取って代わる。
最後に残る「感情労働」が、“人間”の主戦場になる、らしい。
ロボットやAIに「基本」の仕事を奪われるなら、こっちはそれ以外、
職人や匠の技、センスの領域のマニュアル化をこれまで以上に積極的に取り組まなければならない。

「競争相手は、時代の変化。変化に対応できなければ、生き残れない」

AIによる働き方のサポートは、様々な分野に拡がる。
「AIの活用」という“外圧”は、マニュアル屋さんにも「働き方の改革」を迫っている。
しぶとく生き残るためにも、とりあえず……よく睡眠と食事を摂ろう……。

あーぁ、毎日ホントにシンド!