株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

マニュアル検定試験

Posted on 10月 - 25 - 2018

「クオーレ式マニュアル5級を狙っています!」
こんなメールがクライアントのひとりから入った。

「おいおい、なんだこれは! いつからこんな制度ができたんだ!?」
当のマニュアル屋さんが知らないうちに、検定制度ができていたとは驚いた。
5級ということは、次は4級3級と進み、1級の上は“段”か。最高位はやはり“名人位”なのか。
妄想するのは楽しいが、こんなに階層があって良いのだろうか。
ちょっと心配になったりもする。
しかし、「5級を狙う」などと言ってくれるのはうれしい限りだ。

実は、以前考えたことがある。「マニュアル資格認定制度」なるものを。
確か「漢字検定試験」が話題になったときに、
「マニュアル」でも似たようなものができるのではないかと思ったのである。
「マニュアル検定試験」を受験してもらい、合格者に3級とか2級といった資格を授与する。
もちろん、立派な賞状付き。ここまではいい。
問題は、審査方法である。
「漢字」ならば、書ける・書けない、読める・読めないで○×や点数が付けられるが、
はて? マニュアルは……。

次の質問に答えなさい。
① 「マニュアル」の語源は何からきていますか。
② 「マニュアル」は一般的にはどのように定義されていますか。
③ 「成果を上げるためのマニュアルのサイクル化とは、どのようなことですか。
こうしたレベルでは試験問題は作れるだろう。

しかし、である。
Q1.「次の作業をマニュアル化しなさい」 (注:長文で作業を羅列している。)
この評価はなかなか難しい。
こうした問題の3級と2級の違い、難易度をどう付けるか。
うーん、問題作りで日が暮れる……。
つまり、大学入試のような1回限りの試験問題は作れるが、
各“級”や“段”の明確な定義を作るのは至難の業だ。
というわけで、その当時は楽しい夢物語で終わってしまった。

しかし、メールをもらって、あらためて考えてみた。
階層はそんなに多くはできないが、今ならレベルの違いを評価できる問題が作れると思った。
最高位の問題は、やはり職人の技、匠の技のマニュアル化である。
これはかなり難しいので、挑戦のし甲斐があると思う。

「マニュアル塾の開講」や「マニュアル検定試験制度」など、
これからの取組みとしては非常に面白いと思っている。
「年寄りの冷や水」、と言われないように、しっかり構想を練って進めることにしよう。

あーぁ、毎日ホントに楽しい!

2018.10.25<No.249>