株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

“マニュアル君”?!

Posted on 2月 - 08 - 2018

次から次に新しいモノやコトが生まれ、興味や関心もそれにつれて移っていく。
今日の商品が明日には古くなる。
1年前のヒット商品や世間を騒がせた事件も、ずいぶん昔のことのように思える。
そんな気がするほど、めまぐるしく変わっていく。
そうした変化や流行に、マニュアル屋さんは戸惑っている。

スマホを持って当たり前の時代。
色々なサービスもスマホなしでは受けられなくなりつつある。
ガラケーをいまだに持っている身としては、
やりづらいというか便利なサービスを受けられないことに少々ご立腹である。
大げさに言えば、スマホ1つで何でもできる時代になったというべきか。
そのせいかどうか、電車の中はスマホ一色。みんな真剣に画面を見ている。
その光景は、ハッキリ言って“不気味”である。ホラーの世界である。

「マニュアルは考える力をなくす」とさんざん批判されてきたが、
マニュアル屋さんに言わせれば、
スマホこそ「考える力をなくす」最たるモノではないかと思う。
この独り言で「スマホ文化論」なんぞを偉そうにブツつもりは毛頭ない。
新しい機器?を使えないからと、別にいじけて言っているわけでもない。
どちらかといえば、急激な“変化”についていけない身の上に
あたふたしているというのが、正直な気持ちである。

かの進化論のダーウインが
「生き残ったのは、強いものではなく、変化に対応できたもの」とご高説を述べているが、
その伝で言えば、マニュアル屋さんは「生き残れない」人種の一つに挙げられると思う。
あまり名誉なことではないが……。

いまやスマホでマニュアルを見る時代。
マニュアルを作る側もスマホを自由に使いこなせないようでは、
ビジネスが成り立たないのかもしれない。あーシンド!

ところで、マニュアル屋さんは、
「作成・活用・改訂のサイクルを回して、マニュアルを進化させる」ことが重要だと
あちこちで熱弁をふるっている。
さらに、積極的に“変化”を取り入れて、マニュアルを改訂すべきだとも主張している。
また、「サービス業は変化対応業である」なんぞとぶってもいる。
つまり、マニュアル屋さんは“変化”が好き?……ということか……なんのこっちゃ?

最近は「AI」という言葉がメディアを賑わしている。
様々な「ロボット」も出現している。
そのうち、マニュアルを作成するヒト型ロボット“マニュアル君”が登場してくるかもしれない。
「競争相手は、時代の変化」と言った人がいるが、本当に手ごわい相手である。

「“マニュアル君”には、負けないぞー!」

負けずにめげずに、これからも“マニュアル屋さん”として精進していきたい。

2018.02.08<No.232>