株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

マニュアルの国際化!?

Posted on 4月 - 25 - 2019

テレビのニュース番組を見ていたら、驚いた。
日本のマニュアルが優秀なので、各国に翻訳されて使われているとのこと。
さらに、その国の実情に合わせてマニュアルを改良し、
使いやすくしているとのことである。
「国境を越えた、マニュアル」
そんなタイトルが大げさでないくらい、大きな成果を上げているらしい。
マニュアルを生業にしているマニュアル屋さんにとって、
これはホントに嬉しいニュースである。
ただし、若干の妬み、嫉妬もあるが……。
「マニュアルの国際化」の波が遂に来たか!
と一瞬感慨にふけった。

日本のマニュアルの精度は、世界のトップクラスだろうと思っている。
「だろう」というのは、世界のマニュアルを調査・研究していないからだ。
不勉強を恥じるばかりだが、
いつか「世界のマニュアル」をテーマに取り組んでみたいと考えている。
それはともかく、日本のマニュアルを、
正確に言えば、「クオーレのマニュアル」を世界に広めたいと思ってきた。
マニュアルの旗を掲げて以来、ずっと持ち続けていることだ。
まずは東南アジアから、ベトナムなどは一番の候補である。
「東南アジアに行くのなら、お手伝いしますよ」
と言ってくれた知人もいる。
が、まったく進展していない。それはひとえにマニュアル屋さんの問題である。
目の前の仕事に忙殺されて、時間がとれない……。
これが言い訳なのは重々承知しているが、
生来のフットワークの悪さと怠惰な性格が災いして、半歩も前に進んでいないのだ。

「国境を越えて、マニュアルを普及する」
「現地に合わせて、作成方法を指導する」
「日本のマニュアルの良さを、世界に発信する」
この壮大な夢は、いまや妄想化している。トホホ、である。
それなのに、一足早く「マニュアルの国際化」をした“ヤツ”がいる。
「ヤツ!」とさげすんだ言い方をしたのは、
その「マニュアル」の中身に大きな問題があるからだ。
「詐欺マニュアル」
これが、このマニュアルが、国境を超えた「日本発」として輸出されたのである。

「ワンダフル!やはり、日本製品の品質は凄い!」
こんな評価が出ているとしたら、憤懣やる方がない、のだ。
「マニュアル」が、国際問題にまで発展しそうな勢い、である。
本当に、嘆かわしい。
願わくは、これ以上「成果」が出ないことを祈るばかりである。

「マニュアルの国際化」に向けて、
重い腰を挙げなければならない時期に来ているのかもしれない。
「まだまだ引退はできない」と思った次第である。

あーぁ、毎日ホントにシンド!

2019.04.25<No.261>