株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

オリンピックを観て思う

Posted on 8月 - 25 - 2016

この8月、Rioオリンピックの中継をよく観ていた。
普段は正直、日本や日本人ということをあまり意識していないが、
なぜかオリンピックは、“日本”という国を強く意識させる。
日本選手の勝ち負けに、一喜一憂する。
国別メダルの順位に目がいく。
オリンピックは、「一億総愛国者にする」と言われているが、
ちょっと大げさだが、確かにそんな気がしている。

オリンピックという大舞台で、日頃の練習の成果を発揮できる人、そうでない人。
勝敗を決める“あと一歩”は、「精神力」の差であるとも言われる。
この精神力、心をどう鍛えるか。非常に難しい課題である。
この“心”の鍛え方には色々あると思うが、やはり一つは徹底した練習だろう。
「努力は、裏切らない」という名言があるように、
練習=努力をどれだけ徹底して継続できるかどうかが、鍵になる。

練習は、“基本”の反復に始まる。
マニュアル屋さんが好きな卓球を例にとれば、それは、“素振り”である。
この一見単純な動作を徹底して繰り返し、「型」を身につける。
これが、卓球の基本である。
この基本をもとに、次のステップに進む。
言うまでもなく、一流と言われる選手は、この基本を完璧に習得し、
その上に立って「自分の型・スタイル」を追求している。
基本が、土台となるのだ。
オリンピックを観て、この基本=型の重要性をあらためて思った次第である。

マニュアル屋さんは若かりし頃卓球をやっていたが、
素振りはそこそこにサーブの練習ばかりしていた。
基本をしっかり身につける前に、小手先のテクニックに走っていたわけだ。
だから、試合ではまったく勝てなかった。
今頃気づくのも何だが、基本をもっとしっかりやっていればと悔やむ。
何事も、基本に始まり基本に終わる。
この古くて新しい命題を、今一度噛み締めておきたいと思う。

社員に言われた。

「マニュアルにも、オリンピックみたいなのがあればいいですね」
「技能オリンピックか……」
「そうです。ある作業を見て、どれだけ正確にマニュアル化できるかを
競うってのはどうでしょう」
「確かに、それも一つだけど……」

マニュアルのオリンピック。しかし……どうやって採点するんだ。
言葉も違うし……手に汗を握るといった盛り上がりにも、
かなり欠けるような気がする。……うーん。

オリンピックは、色んな楽しい夢を見させてくれる。
あーぁ、毎日ホントに楽しい!

2016.08.25<No.197>