株式会社クオーレ

マニュアルの作成・活用・改訂

おーい、マニュアル!

Posted on 9月 - 13 - 2018

ここ最近、「マニュアル」がメディアにたびたび登場している。
あまり良い出方ではないが……。

「得点操作 マニュアル化」

某医科大の不正入試疑惑を報じたメディアの見出しである。
ある条件の受験生に10点とか20点をプラスする、
つまり、不正に加点する方法をマニュアルにしているということだ。
必死で頑張ってきた受験生に対して、これは断じて許されることではない。
まさに、不正・差別以外の何物でもないだろう。
腹立たしいのは、この卑劣なやり口を「マニュアル」にしているということである。
「神聖なマニュアルを侮辱するにも程がある!」
などといきがってもしょうがないが……。

マニュアルは、「誰が読んでもわかる(できる)ものでなければならない」が、
だからといって、その効果を試すために、誰でも不正ができるように
「加点操作マニュアル」を作る必要はないだろうと、ホントにそう思う。
こうした不正は10年以上も続いていたというから、改訂版なども作成したのだろうか。
マニュアル屋さんがしつこく言っている「作成・活用・改訂」のサイクルを、
この大学はこまめに回し続けてきたということか。
そりゃあ、成果も上がるわけー、失礼しました。
もとい、何ともはや呆れてしまう。

しかし、どうしてマニュアルは悪事の片棒を担ぐのだろうか。
やはり、それだけの効果、力があるということか。
それにしても、である。
たまにはメディアのトップニュースで、
「マニュアルの成果!事故を未然に防ぐ!」
「こんなとき、頼りになるのはマニュアルです!」
「マニュアルで業績V字改革!」
なんていうのが出ないものか。ホントに残念である。
マニュアルをきちんと使えば成果が出る。
これはメディアにとっても“当たり前”になっているのだろうか。
喜んでよいのやら悲しんでよいのやら、複雑な心境である。

よーし、あっと驚くような成果を上げるマニュアルを作ってやるぞー!
そして、書いてもらうんだ。
「驚くべき成果、マニュアルで!」
「やはり、マニュアルが一番!!」

アホなこと考えてないで、今日は早く寝よ!

あーぁ、毎日ホントにシンド!

2018.09.13<No.246>